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News- 高知のニュース

休館中の「桂浜荘」全室露天風呂付に全面改装「桂浜別邸 龍馬荘」に 桑名高知市長が発表

高知市の桑名市長は2月25日の会見で新年度の当初予算案を発表しました。予算規模は1640億円と過去最大となっています。

高知市の新年度の当初予算案は一般会計の総額で、2024年度より79億円多い1640億円です。人件費の増加や児童手当の拡充などにより、過去最大規模となっています。

桑名高知市長:
「高知市の大きな課題はやはり人口減少問題と南海トラフ地震にある。これから少子高齢化が進みますし、高齢化社会なので、若い人たち働き手がいなくなるということ。ここのところは予算を手厚く組んだ」

人口減少対策として、こども施策を総合的に推進するための計画策定費用に1300万円、不妊治療の費用軽減のための助成事業に1500万円余りを計上しています。

南海トラフ地震など大規模災害時の備えには、夜間に安心してトイレを使えるよう指定避難所へLED照明を配備する費用に140万円。避難訓練などに活用するため、津波浸水想定区域を3Dで立体的に表示する「都市モデル」の作成に1050万円が盛り込まれています。

この他、高知ユナイテッドSCの財政基盤強化のため、出資金として1000万円を計上しています。高知市の2025年度の当初予算案は3月4日開会の定例会で審議されます。

また、会見で桑名市長は、2021年10月から休館している「桂浜荘」について公募により運営・管理を請け負う新しい企業が決まったことを発表しました。

請け負うのは飲食やホテル業を展開する岡山の企業「ピアーサーティー」で、宿泊施設の新たな名称は「桂浜別邸 龍馬荘」です。全面改装して23の客室には全室露天風呂を設置するほか、高知の食材を使った懐石料理や地酒を提供します。

事業期間は20年間で、高知市に支払われる施設の使用料はおよそ1900万円の見込みです。「桂浜別邸 龍馬荘」は2027年4月までにオープンする予定です。

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