自衛隊オリジナルのキッチンカー登場 炊き出し訓練【高知】
2025年1月16日(木) PM7時11分
14日から行われている自衛隊などによる大規模訓練「南海レスキュー」。3日目の今日は炊き出しなど生活支援の訓練です。
金子二郎記者:
(受け取って)
「ありがとうございます」
「温かい豚汁、災害時には身も心も温まる一杯です。」
16日、イオンモール高知で行われた炊き出し訓練では豚汁100人分が用意されました。調理場所は「野外炊事車」と呼ばれる自衛隊オリジナルのいわば「キッチンカー」。6つの釜を搭載していて、これ一台で「煮る」「焼く」「蒸す」「揚げる」「炒める」など様々な調理が可能です。一度に200人分の食事を作ることができ、被災地などでカツカレーや春巻き、さらには餅も作ったことがあるそうです。
高知市在住の女性:
「なんとなく冷えたお弁当ゆうイメージじゃないですか、災害時って。温かいものがあると助かりますよね。ありがたいなと」
また、断水時や避難生活でなかなか入ることのできないのが「お風呂」。16日はタンク車を使って屋外入浴セットも用意し、足湯にしました。
こうした生活支援は厳しい避難生活の中で健康を維持するために欠かせないものとして救助活動と同じく重要な訓練として位置づけられています。「南海レスキュー」は17日まで行われます。