「とれたー!」小学生がジャガイモ収穫&販売「味見したいくらいおいしそう」買い物客にも大好評
2024年12月5日(木) PM7時30分
冬晴れの空の下、自分たちで育てた野菜を収穫、スーパーマーケットで販売しました。小学生が学んだのは「地産地消」です。
児童:「とれたー!」
ゴロゴロと大きなジャガイモに歓声が上がります。収穫するのは、高知市にある初月小学校4年生の子どもたち。
児童:
「味見したいくらいめっちゃおいしそう!」
猛暑に負けず、野菜たちも元気に育ちました。
初月小学校は、地産地消を意識し、給食にも地元野菜を多く利用するなど、地域の農家との関わりを大切にしています。こちらの畑も地元農家の協力を得て、9月に苗を植えました。
農家の人:
「きょうも楽しそうに収穫されてますけど、そういう姿を見て、こちらも元気をもらってますし、やってて良かったなと、実感が出てきます。」
今回の校外学習を通して学ぶのは、地元・初月地区での「循環型農業」です。農家が作った野菜を近隣のスーパーで販売。販売時に出た、野菜の皮などの「端材」を、地元肥料メーカーに提供し、肥料を製作。肥料は農家へと提供され、そしてまた新たな野菜が作られるという町ぐるみの「資源の循環」です。
児童:「いらっしゃいませー」
収穫した後は近所のスーパーで、子どもたち自ら販売を行います。販売コーナーには、あっという間に長い行列が。そのわけは・・
児童:
「みかづき小学校4年生が育てた野菜を売っています」
店内での宣伝活動もばっちりです。
お客さん:
「(地元野菜は)安いきね、今は野菜が高いのよ」
「またやってくださいと言うちょってください」
児童:
「ありがとうございます!」
来年(2025年)は、さらに野菜の品目を増やしたいということです。