《釣ったフグは食べないで》 自宅で調理、食中毒で60代女性が入院【高知】
2024年11月22日(金) PM6時57分
自宅で調理したフグを食べた60代の女性が食中毒を起こし救急搬送されていたことがわかりました。
須崎保健所管内に住む60代の女性は11月17日、夫と一緒に愛媛の海でフグを釣り、ふぐ処理師の免許を持っていない夫が調理した筋肉と肝臓の刺身を19日に食べました。
その後、唇や手のしびれがみられたことから救急搬送。テトロドトキシンが検出されたことなどからフグ毒による食中毒と断定しました。
食べたのはカナフグとみられていて、女性は入院中ですが快方に向かっているということです。
フグ毒による食中毒は2008年に須崎保健所管内の家庭で発生して以来16年ぶりです。県は、自分で釣ったフグや譲り受けたフグの素人調理は絶対にやめてほしいと呼びかけています。