「味噌が濃厚!これはたまらん!」おすすめは《塩ゆで》四万十川支流の黒尊川でツガニ漁【高知】
2024年9月25日(水) PM8時07分
四万十市の黒尊川では秋の味覚“ツガニ”の漁が行われています。旬を迎えた、その味は?
ハサミを覆う可愛らしいもふもふの毛。毛が密集している様子が“藻の屑”に見えることから「モクズガニ」とも呼ばれるツガニです。
四万十川の支流・黒尊川では先月8月からツガニ漁が行われています。エサとなる魚が入ったカゴを川底に沈め次の日に引き揚げます。ツガニ漁を始めて30年以上の山口昇彦さん・67歳が川の中ほどに仕掛けていたカゴを岸から手繰り寄せます。
山口昇彦さん:「まあ、これぐらいかな、普通かな、多からず少なからず」
数日前の雨で川が増水した影響でけさは15匹しか入っていませんでしたが多い日は30匹以上獲れると言います。
獲れたツガニは四万十市西土佐の道の駅「よって西土佐」で販売されています。
おすすめの食べ方はシンプルな「塩ゆで」。
澤村栄治カメラマン:
「ん~!味噌が濃厚!これはたまらん!優しく濃厚でコクがある味噌が口の中に広がります」
塩ゆでしたツガニは1匹300円から購入できます。
道の駅のスタッフもー
道の駅「よって西土佐」スタッフ:
「カニを食べると秋だなっていう感じしますね。子どもの頃から食べてますけど、やっぱ大人になるとこの苦みがいいですね。とってもおいしいですよ」
このほかツガニの冷凍パックや出汁スープも販売しています。塩ゆでしたツガニは道の駅「よって西土佐」で10月いっぱい土日・祝日に販売する予定です。