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News- 高知のニュース

全身ドロドロだー!「めっちゃ楽しい」《泥まみれの運動会》サーフィンに女相撲…6年ぶりに復活

高知県四万十町大正地域で20日、6年ぶりに開催されたのはどろんこまみれの運動会。青空の下、山里に歓声が響きました。

「よーい、スタート!」「わー」
一斉に走り出した選手が泥をかぶりながら網をくぐっていきます。時には思いっきりジャンプしてー。まさに泥だらけです。

四万十町大正地域の中津川集落の住民が運営する「どろんこ運動会」は今回で14回目。新型コロナの影響で中止が続いていましたが住民たちが「地域を盛り上げたい」と6年ぶりに復活させました。

「どろんこになります!」

四万十町内を中心に集まった6人1組の8チームが10種目で優勝を争います。最初の競技はチームワークが勝負を決める「6人7脚」。足をしっかりしばったら全身を泥の中へー。

「よーい、スタート!」
「せーの!1.2、1.2、1.2、1.2」

ゴールの旗をつかむとこの笑顔です。

応援する子ども:「頑張れ、頑張れ……」

続いては「どろんこサーフィン」。「波乗り」ならぬ「泥乗り」で速さを競います。腰を落としてバランスを取りますが、引き手が引っ張るスピードが速いとー

「キャー」
転ぶ人、続出です。

参加した女性:
「泥で前が見えなくて、めっちゃ楽しかった」
大阪から来た地域おこし協力隊:
「どろどろになる機会がないんで、はっちゃけて大の大人が楽しんでおります」
四万十町に来て5年目・初参加:
「田植えとかもいま機械やないですか、泥の中に入ってこんなに子どもに返って遊ぶっていうのがすごい楽しいです」

こちらはまわしをしめて気合を入れる選手たち。

女性たち:
Q見てどうですか?
「最高です、一番似合ってる」「もう優勝しかないです」

今度は泥の土俵で女相撲に挑戦です。おっかなびっくり組み合う女性が多い中で、注目は左の選手。

行司「残った!」

横綱ばりの強さに他の選手もこの表情。泥の中で繰り広げられるユーモラスな真剣勝負に観客も選手も大盛り上がりで、普段は静かな山里に歓声が響いていました。

どろんこ運動会実行委員長 立岡陸さん:
「想像以上に皆さん盛り上がっていて、僕もうれしいですし、何より地元の方々が笑顔で見守っている姿がすごくいいなと思いました」
「どろんこ運動会をきっかけにまたいろんな人が来てくれるとうれしい」

中津川のどろんこ運動会は来年(2025年)も開催予定で町外からのチームも大歓迎だということです。