「自転車のヘルメットに見えます?ほぼキャップですよね」高校生の自転車安全教室【高知】
2024年7月9日(火) PM7時01分 <7月10日 AM11時50分 更新>
自転車の事故を減らすために。いの町の高校生が自転車を運転するときのルールやマナーなどを学びました。
伊野商業高校で行われたこの取り組みは高校生に自転車を運転する際のヘルメット着用を呼びかけ、交通ルールを学んでもらおうと開かれました。
7月9日はキャリアビジネス科の1年生、102人が参加。講師は高知ニュードライバー学院の技能検定員・宮本雅也さんです。宮本さんは自転車の右側通行が危険なことやイヤホンを装着して運転することのリスクを説明。
またヘルメットの着用を促そうとデザインが豊富なことやその機能について紹介しました。
高知ニュードライバー学院・宮本雅也さん
「これあの普通に帽子みたいなやつあります。これ皆さん、自転車のヘルメットに見えます?ほぼキャップですよね。中にちゃんとプラスチック入っていまして、ちゃんとした自転車用のヘルメットです」
生徒たちは真剣な眼差しで講義を聞いていました。
参加した生徒:
「一時停止の標識などに今までは意識していなかったけど今回の講演で重要だということに気づきました。一時停止をちゃんと止まろうと思いました」
県警によりますと、今年県内では443件の事故が発生していて、このうち自転車が絡む事故が105件となっています。