知事「残念ながらもう少しやりようがあったのではないか」米軍機42日間高知空港滞在で要請
2025年5月14日(水) PM7時28分
米軍機が高知空港に42日間滞在したことを受けて浜田知事は知事会などを通じてアメリカ軍に情報提供の充実を求めたいとの考えを示しました。
3月25日、高知空港に緊急着陸したアメリカ軍の戦闘機は滞在42日目の５月5日、離陸しました。
異例の長期滞在について米軍側は中国四国防衛局を通じ「徹底的に点検整備を行い、安全性を重視した」ためとしています。
浜田知事は離陸後、「今回のような事案の際は県民に無用な不安感をひきおこさないよう的確な情報提供をアメリカ軍に求める」ことを中国四国防衛局に要請しました。
米軍側の対応については…
浜田知事：
「（米軍の情報提供が）十分だと思っていれば、こういう申し入れしてない。残念ながらもう少しやりようがあったのではないか。もう少しタイムリーに特に今後の作業見通しなどについて一定の説明をしていただければ不安感はもっと払拭されたのではないか」
情報提供の充実は「地方自治体が共同で求める方が結果が期待できる」として知事会などで考えたいとしました。
