《自分を“洗濯”できるホテル》龍馬の生家跡地に新ホテル2024年秋オープンへ【高知】
2024年6月6日(木) PM7時17分
高知市の坂本龍馬の生家の跡地に、2024年秋「龍馬」を前面に押し出したホテルがオープンします。
6月6日県庁を訪れたのは県内でホテルを運営する「港屋マネジメント」の井口泰社長と井口将貴マネージャーです。
「港屋マネジメント」は2022年2月に閉館した高知市上町の旅館「龍馬の宿 南水」を買収し、全面改修工事に着工。およそ2年かけて新しいホテルのコンセプトやデザインを考案しました。
港屋マネジメント・井口将貴統括マネージャー:
「南水というホテルが本当に坂本龍馬の生家跡に建っているということで、2年かけたというところも。あそこは中途半端なものにしてはいけないだろうということで、じっくりコンセプトから考えて作ってまいりました」
【完成イメージ画像】そんなホテルの名前は「hotel nansui」。坂本龍馬の生家の跡地に建つことから、外観には坂本家の家紋をデザイン。
客室は33室あり、多くの人に龍馬の生まれた町を見てもらおうと、ロビーはあえて7階に設置します。さらに1階には誰でも利用できるイベントスペースが設けられます。コンセプトは「自分を“洗濯”できるホテル」です。
浜田知事:
「地域の方々の思いとかストーリーとかいうものを、じっくりたっぷり時間をかけて深く味わっていただこうと…結果、長期滞在やリピーターになっていただいたりということを仕掛けていく、コンセプトとぴったりではないかなと」
港屋マネジメント・井口泰社長:
「自分のあかを洗い流してリフレッシュしていただくことを目的に、そういうサービスができるようにやっていきたい」
観光客と県民の新たな交流の場としても期待される「hotel nansui」は龍馬の誕生日11月15日にグランドオープンする予定です。