サッカーJFL『高知ユナイテッドSC』が、シーズン開幕を前に高知市でキックオフパーティーを開きました。

高知ユナイテッドはJFL4季目の昨シーズンを過去最高の7位で終了。今シーズンはJ2などから新たに8人が加わり24人体制でシーズンに臨みます。

2023年の天皇杯では2度J1チームを倒すなど奮闘しましたが、悲願のJ3昇格はなりませんでした。試合終了後も選手の健闘をたたえてスタンドからは惜しみない拍手が送られました。観客のひとりとして激闘を見守ったのがチームの寮母、山本志穂美さんです。

寮母の山本志穂美さん
「見ました？この会場の盛り上がり方。7000人超えのお客様がこんなに盛り上がってくださって、高知にJリーグを作らなきゃいけないなと思いました。」

寮母だった山本さん、今シーズンからはなんと社長に就任。Jリーグ昇格に向けてチームをサポートします。

山本志穂美 次期社長は「選手たちが自分の短いサッカー生命をかけて昨年以上に盛り上げようと、練習に励み、キャンプに励み、そんな彼らを私は全力で支えていきたい」
「“地域に愛され、必要とされるクラブ”をスローガンに平均入場者数2000人を目指す」と意気込んでいました。

また就任3季目となる吉本岳史監督も「なかなか上手く勝てない時期もあるかと思いますが、最後の最後までJ3昇格を目指して選手、スタッフそして皆さんと一緒に歩んでいきたい」と決意を述べました。

高知ユナイテッドの開幕戦は3月10日。高知市の春野陸上競技場でヴィアティン三重と対戦します。