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龍馬の功績に迫る企画展「調整役・戦略家・交渉役…多面的な龍馬の人柄を知って欲しい」【高知】

高知市の県立坂本龍馬記念館で開かれている企画展『龍馬の真髄』は、2023年新たに記念館の所蔵となった龍馬の直筆の書簡7点を含む、13点の一級資料などが展示されています。

坂本龍馬記念館 三浦夏樹さん
「(龍馬は)結構複雑な人で、私は戦略家とか調整役とよく言ってますが、龍馬の本当の功績は何だったのか、性格、志、特徴はどういうものだったのか、そういうことを知った上で龍馬の真髄に迫れたらというのがこの展示」

こちらは土佐藩の弟分で脱藩して長州にいた池 内蔵太に龍馬が書いた手紙です。長州藩の要人に会うため仲介を依頼しています。
『ある人と手紙のやり取りをしたいのですがそのつてがなく、あなたでなくては叶いませんので、ぜひお目にかかりたいと思っています』
龍馬が薩長同盟において2つの藩の仲を取り持つ調整役であり、陰の功労者であったことがわかります。

こちらは大政奉還の後、龍馬が土佐藩の後藤象二郎にあてた手紙です。新政府の財源がほとんど無いという問題を解決するため、龍馬は福井藩で経済改革を成功させた三岡八郎を強く推薦していました。
『金銀物産等の事を論ずるには、この三岡を置いて他に人はいません』
財政問題の対応を誰も考えていなかった中で手を打った龍馬の功績は大きいものでした。

このほか大政奉還に命がけで取り組んでいたことや、ロシアなど諸外国との国境問題に備えるため、蝦夷開拓に力を注いでいたと思われる手紙も展示されていて、龍馬の思いを感じることができます。

坂本龍馬記念館 三浦夏樹さん
「龍馬の一番の思いは日本を強い国にする、日本を守らなければいけないという思い。やはり日本のためを考えて動いた人。調整役・戦略家・交渉役であったり、そして自ら行動する人でもありますので、そういう多面的な龍馬の人柄をぜひ知ってもらいたい」

企画展『龍馬の真髄』は、高知市の坂本龍馬記念館で2024年1月8日まで開催されています。