高知県民も利用可能に!台湾定期チャーター便が運航期間延長 「この航路は将来性あり」【高知】
2023年11月1日(水) PM6時55分
10月までの期間限定だった台湾との定期チャーター便が運航期間を延長。きょう1日から高知県民の利用も可能になりました。
台湾桃園国際空港と高知龍馬空港を結ぶ週2回の定期チャーター便は、2023年5月に就航。当初は10月28日までの期間限定でしたが、利用者からの評価が高く、期間を2024年3月末まで延長。これまでは台湾からのツアー客だけの利用でしたが、きょう1日からは高知県民も搭乗できます。
空港ではチャーター便を運航する「タイガーエア台湾」の代表や県の関係者などが参加して記念セレモニーが行われました。
県によりますと2023年5月から10月までに運航した50便の平均搭乗率は94%とほとんど満席。利用者は8400人あまりで、経済効果は3億2千万円以上に上ります。
タイガーエア台湾 陳 漢銘 董事長
「(高知便は)就航してからの利用率がとても高く、特に四国内では魅力的で将来性がある。この航路は間違いないと見据えたうえで、今後も定期就航に向けて取り組んでいきたい」
県は高知龍馬空港の国際線化のため、2025年10月までに新しい施設の増築を決めています。
高知県観光振興部 山脇 深 部長
「国際ターミナル整備ということで、台湾だけでなく韓国や香港の航空会社とも接触しています。これをきっかけに、さらに高知県のグローバル化を進めていきたい」
チャーター便の運航は毎週水曜と土曜で、台湾行きの便は午後2時に高知を出発、台湾発便は高知に正午に到着します。チケットはタイガーエア台湾のホームページから購入可能です。
1日の便に高知県民の搭乗者はいませんでした。