自民破り…参院補選で広田一氏が当選「即戦力で頑張りたい」 徳島・高知の投票率は過去最低
2023年10月23日(月) PM1時00分
参議院 徳島・高知選挙区の補欠選挙は22日投開票が行われ、無所属の元職で野党が支援する広田一さん(55)が23万3千票余りを獲得。自民党の新人で公明党推薦の西内健さん(56)に9万票以上の差をつけて事実上の与野党対決を制しました。
広田一さん
「岸田自民一強独占状態に風穴をあけて政治に緊張感をつくっていこう。そういった多くの皆さんの思いが結集して勝利をすることができた」
合区の投票率は32.16%で、前回を14.37ポイント下回っています。高知は40.75%、徳島は23.92%でいずれも過去最低でした。
国政への返り咲きを決めた広田さんはけさ23日、高知市の事務所で報道陣の取材に応じました。
広田一さん
「国政の課題は山積しておりますし今回、物価高騰対策の一丁目一番地はガソリン税の減税。国政での経験を生かして即戦力で頑張っていきたい」
また、土佐清水市長選挙は前の土佐清水商工会議所会頭の程岡庸さん(64)が新人4人の激戦を制しました。
一方、土佐市長選挙では現職の板原啓文さん(68)が5期目の当選です。