どんな味かな?夏休み職場体験 子どもたちがユニーク商品開発【高知】
2023年7月27日(木) PM6時55分
子どもたちが職場体験に訪れたのは、乳飲料の製造販売を手がける高知県南国市の企業ひまわり乳業です。物部川に面する南国市、香南市、香美市の観光促進などに取り組む物部川DMO協議会が、『ものべおしごと体験博』と題し行っているイベントで、今回が4回目。きょう27日は土佐市や南国市などから20人が参加しました。
一行は工場を見学したあと商品開発について学びました。
商品開発担当の研究員
「お店からこういうのを作ってくださいって言われた時は、1年ぐらいで(開発)できるけど、自分がこういうのを作りたいって時は3年(かかる)」
そんな商品開発に挑戦!牛乳やヨーグルト・青汁などひまわり乳業の商品5種類と、はちみつ・チョコレート、さらにニラやショウガなど旬の県産野菜など12種類を組み合わせてオリジナル商品を作ります。
参加した子供たち
「コーンを混ぜたのとチョコレートをちょっとだけ」
「(コーンを)吸い込めんかった」
こちらは、ヨーグルトにショウガとパプリカをオン!
Q:どんな味?
「おいしくない」
それぞれ納得できるまで組み合わせを研究しました。
完成した商品に好きな名前を付けたら、工場長や研究員に試飲してもらいます。
研究員
「おいしいです、飲みやすくて」
香南市の小学1年生が考案した商品は大好評。青汁にサイダーやはちみつを入れたその名も「しゅわしゅわHoney青汁」です。
営業担当
「青汁にシュワシュワをつける発想が僕にはなかったので、これ本当においしい。」
そんななか牛乳に青汁、ニラ、はちみつなどを混ぜたチャレンジングな商品も。
「あーすごい!すごいしか言えんなあ」
「ニラたま(の味)!」
大人たちの反応に満足げな表情でした。
高知市から・小1
「(食材を)入れるところがむずかしかった。何を入れようかなって」
香南市から・小3
「味(をきめること)が難しい。なんか味が足りんなって思ったき、ヨーグルト入れようかなって」
子どもたちが作った飲み物は、今後商品化の可能性も!
ひまわり乳業 坂井 稔幸 常務取締役
「アリだと思います。時間はかかると思いますけど、改良して。仕事って楽しもうと思えば楽しくできるというのを植え付けていきたい。」
子どもたちは、研究員が商品を生み出す苦労を味わったようでした。