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News- 高知のニュース

手間暇かけて育てた宿毛のブランド魚「龍馬鰤」 特徴は“脂のノリ”【高知】

みなさん「龍馬鰤(ぶり)」をご存じでしょうか?宿毛でブランド魚として売り出しているブリです。まもなくお中元シーズン、きょうも水揚げが行われています。

しぶきをあげながら運ばれていく丸々と太ったブリ。その名も「龍馬鰤」です。宿毛でおよそ40年前からブリやタイの養殖を手がける「浜兆」は4年ほど前から育てたブリを「龍馬鰤」と名付けて販売しています。

きょう(30日)は午前5時から漁師たちが、いけすで育てたブリ4トン・およそ1000匹を水揚げしました。

浜兆 営業・オンライン担当 森田 直記さん
「黒潮、海水が流れ込んで水温も一定してますんで、魚としてはいい状態で育つ。脂乗りがいい魚がとれます」

こちらのブリの特徴はなんと言っても「脂のノリ」です。時期や魚の成長具合によって与える餌を細かく調整するなど手間暇かけて育てられた「龍馬鰤」。水揚げされたその日のうちに生け締め処理をして鮮度を保ったまま出荷します。

浜兆が持つ子会社では加工も行っています。極上の脂が楽しめる腹側は刺身に、身の厚さが藁焼きに適している背側はたたきにするのがオススメなんだそう。この龍馬鰤は刺身とたたきがセットで3980円から。県外に出荷されるほか、浜兆のオンラインサイト「匠の魚商」で購入することができます。