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News- 高知のニュース

見て、触って、食べて…園児がカツオの藁焼きに挑戦 大きく燃え上がる炎に大興奮【高知】

「イヤ~!!!」園児が必死に叫んでいる目の前には…大きく燃え上がる炎!

カツオの藁焼き体験が行われたのは高知市のもみのき幼稚園です。子供たちに高知で獲れたカツオを知ってもらいたいと園が企画。高知市内で子ども食堂を営む居酒屋「室戸屋ジロー」と「kataomoi」が協賛し、今回初めて実施されました。

参加したのは3歳から5歳までの園児105人。きのう25日の夕方に須崎市で水揚げされた約2キロの初ガツオが16本も用意されました。

園児
「なんかサメみたいな顔」
「おも!おもた!」

まずはカツオをさばいていきます。
園児
「かわいそう!」
先生
「かわいそうね。命をいただくってことです」

包丁をいれるごとに顔がひきつってくる子どもたち。普段食卓に並んでいる魚がどのようにできているのか見て、触って、真剣な表情で学んでいました。

最後は自分たちで藁焼きにー園児たち…「がんばれ!がんばれ!」ほとんどの園児が初めてというカツオの藁焼き体験。大きな声援のもとこの表情です!T 

子どもたちが焼いたカツオのタタキは、塩とポン酢で味つけ。他にもカツオの骨や頭から出汁をとった「漁師汁」や「カツオ飯」もふるまわれました。
園児
「マグロみたいな味がする」
「一口で食べた」

室戸屋ジロー 山本二郎代表
「今、子供たちはスーパーで節や片身で売っているのが魚だと思っているので、魚本来の目や口、体が付いた切っていない状態の魚を見てもらいたいなということで。食材を無駄にしない、残さず食べてもらえる元気な子たちが育ってくれれば」

一生懸命つくったカツオのたたきを残さず食べた子どもたち。食や命の大切さを学んでいました。

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