5月3日女の子と抱き合う祖母
「おかえりー！」
高知県南国市の高知龍馬空港は、連休をふるさとで過ごす人や観光客でごった返しました。

愛知から訪れた人
「朝ドラのらんまんを見て高知に来たいなと思って」

そう！今年のゴールデンウィーク熱かったのがこちら。
今、話題の牧野富太郎博士の名前を冠した高知市の県立牧野植物園です。高知新港の臨時駐車場と植物園を結ぶ無料のシャトルバスはフル稼働。散策しながら様々な植物を楽しめる牧野植物園には、4月29日からの連休中2万270人が来園。去年（2022年）の10連休より7000人近く増えました。特に5月4日の「みどりの日」には、ここ10年のゴールデンウィークで最多の1日3875人を記録。牧野人気を裏付ける形となりました。

大阪から帰省中の女性
Ｑ：らんまんブームですが
「人多いなと思いました。明日モネの庭に行く予定なので、たくさんお花を見て帰る」

そんな、北川村の「モネの庭」も長い行列。実は牧野植物園との共同企画で、それぞれの入園券の半券を持っていれば100円割引で入れるキャンペーンを実施中。植物園とはまた違ったモネの絵画さながらの植栽に多くの人が魅了されていました。

花だけではありません。連休中は各地で“4年ぶり”に恒例イベントが通常開催されました。
5月3日黒潮町では、「はだしマラソン全国大会」が行われました。

はだしマラソン全国大会女性ランナー
「きょうの天気はサイコー」
恐竜も…
「前が見えん」
犬も…
「ハッハッハッ」
飼い主
「もう楽しんでます。嬉しいです。やっと走れて。頑張りま～す」
県内外のランナー1200人がはだしで快走しました。

同じ日（3日）、四万十市では幡多路の時代絵巻も4年ぶりに復活しました。
一條教房の公家行列を再現した「藤祭り」
観客「玉姫さま～」

一方、いの町の橋の上から眺めているのは…紙のこいのぼり大小250匹が清流・仁淀川をゆらゆら「紙」と「清流」の町を楽しみました。

このほか多くの人を集めた催しも。
高知市のこうち旅広場に集まった500人のお目当ては…三山ひろしさん。
「みなさまこんにちは、心に響く温もりの声ビタミンボイス！三山ひろしでございます」
三山ひろしさんのデビュー15周年を記念したステージです。デビュー曲「人恋酒場」から新曲「どんこ坂」まで節目の歌で会場を沸かせました。

さらに牧野博士をモデルにした朝ドラに出演する三山さん。こんな裏話を披露していました。
三山ひろしさん
「大女優の松坂慶子さんとなんとツーショットでお芝居させて頂いている。緊張しました。大きなオーラで優しく包んで頂いて、当日は何回かやり直しをしました。そりゃ緊張しますよ！やっぱり大女優の松坂慶子さんが隣におって、縁側に座って2人で話すがですよ。そんなこと考えられます？つい最近まで（自分は）そこのガソリンスタンドで働いていたんですよ。」
この15年で着実に芸能界をステップアップしていってますね。

一方、四万十町の四万十緑林公園では「森のピアノ」でコンサートです。全国各地のアマチュア演奏家8組11人出演しました。

京都から男性
「演奏中に風が吹くってなかなか経験したことがないので、独特なことを体験できた」
新緑にピアノの音色を響かせました。