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News- 高知のニュース

フランスのソムリエが高知の酒蔵へ「牛肉に完璧に合う」海外で人気沸騰中の日本酒を学ぶ【高知】

創業420年、高知県佐川町にある老舗の酒蔵「司牡丹酒造」を訪れたのはフランス人のソムリエ2人です。2人はパリで毎年行なわれている日本酒コンテスト「クラマスター」で審査員を務めています。

「クラマスター」にはおよそ1000の商品がエントリーし、その味や香りなどを競い合います。去年、県内からは9つの酒蔵の32の商品がエントリーし、このうち8つが金賞を受賞しました。

審査員は審査の質を高めるために毎年、日本の酒蔵で商品について直接学んでいて今回初めて高知が選ばれました。

審査員
「結構大きいタンクなので上と下の酒で味が変わりますか」
司牡丹酒造 竹村昭彦社長
「ここからホースで(瓶に)詰めるので結果として混ざる」

おととし1年間のフランスへの日本酒の輸出金額は前の年と比べて2.3倍になっています。日本酒人気が高まるなか、ソムリエの2人は自分たちの客に商品の説明をすることも念頭に、2時間にわたって貯蔵庫や発酵過程を視察した後、商品を試飲しました。

「魚やカニ、馬とかに合わせてもいい。彼は逆にベジタブル、シソとかに合わせてもいいと」

純米酒やリキュールなど5種類の味の違いや香りなどを評価していました。

クラマスター審査員 ドミニク・ラポルトさん
「『AMAOTO』がとても興味深い。複雑さやコク、ミネラル風味が脂ののった牛肉に完璧にあう」
「とても良かったです。本当に感謝です」

一行はさきほどまで土佐町の土佐酒造を訪れていてあす(22日)は田野町の浜川商店と土佐市の亀泉酒造を訪問する予定です。

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