【詳報】新型コロナ 高知で1152人の感染確認 BQ.1初確認「一定程度、県内に流入か」【高知】
2022年12月28日(水) PM6時00分
高知県内で28日、新たに1152人が新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。保健所別では高知市が406人、中央東管内と幡多管内で92人、中央西管内で82人などとなっています。いずれも基礎疾患のあった60代から90代の男女6人が死亡しました。
新たなクラスターは7件です。うち5件は高齢者施設で5人から11人、そのほか医療機関と障害者施設でそれぞれ9人と5人の感染が判明しています。
また県は、12月実施したゲノム解析の結果、オミクロン株の派生型である「BQ.1」が県内で初めて確認されたと発表しました。この検体は12月中旬クラスターが確認された高齢者施設の利用者のものです。県はBQ.1系統はBA.5に比べて感染力が高く「一定程度、県内に流入している」と推測。ただ「病原性はBA.5系統と同等であるといった報告があり現時点で過度に心配する必要はない」としています。
高知県内の感染者の累計は13万5134人となりました。医療機関には162人が入院していて重症は5人、中等症は5人増え37人です。四国の感染者は愛媛が2846人、香川が2066人、徳島が1433人です。
