全国旅行支援による今後の観光客の増加に対応しようと、ひろめ市場はテーブル席の人数制限をきょう緩和しました。

高知城の近くにある駐車場です。長崎、富山、尾張小牧と県外ナンバーがずらりと並んでいます。市内を走行中にも県外ナンバーの車がー。

新型コロナの県の対応目安が今月6日「注意」に下がり、11日には地域経済を盛り上げる全国旅行支援がスタート。

（京都から）「（Qカツオのタタキは）めちゃくちゃおいしい」

高知市のひろめ市場は観光客が増え始めたこともあり、きょうからテーブルの人数制限を緩和しました。

玉井新平アナ「こちらのテーブルではこれまで人と人との間隔をあけて4人で座っていたが、きょうから2人増えて6人で飲食を楽しめるようになりました。ひろめらしい距離が戻ってきました」

55のテーブルで利用人数を4人から6人に増やし、これまでより110人多く座れるようにしました。

ひろめ市場・橋田剛統括部長「5～6人のグループで来た客はきのうまではグループを分けることがあったが、少しでもひろめを楽しんでいただきたいという思いからこういう形をとった」

大阪から観光に訪れた家族は全国旅行支援を利用しました。

（大阪から）妻「2つホテル泊まったので」夫「2万5千円くらいお得になった」妻「また旅行にいこうかなと思う」

神戸からきた男性は1000円分のおもてなしクーポンを使って、カツオのたたきが入った定食を購入。

（神戸から）「お得感はある」（大阪から）「クーポンは土産を買うか、おいしいお酒か食事に使おうかなと思う」

おもてなしクーポンが使える店はひろめ市場に23あり今後、増えるとみられます。

司食堂ひろめ市場店・芝知生店長「（Q全国旅行支援の効果は）それはある。平日が特に3千円クーポンが出ているので、少しは売り上げのアップに期待したい」

県外観光客が増え始めたひろめ市場ー。今後も感染状況に応じて適切な対策をとっていくことにしています。