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News- 高知のニュース

大月町の廃校でユニークな現代アート展【高知】

大月町の廃校で、小学校時代の思い出に浸れるユニークな現代アート展が開かれています。

地面からニョキっと生えているのは色鉛筆!?不思議なオブジェが現れたのは大月町にある旧小才角小学校です。少子化のため2009年に廃校となり長らく利用されていませんでしたが、この度改修され、来年3月にはアーティストのための長期滞在複合施設「COSA」として生まれ変わります。オープンに先駆けて今月17日から現代アート展が開かれています。

(大月コンテンポラリーアート2022「廃校オルゴールとマララの鉛筆」)

こちらは地元に住む野口ちとせさんの作品。スギやヒノキでできた高さ3メートルほどの鉛筆9本に地元の子供たちが色をつけました。

大月町には1968年ごろまで14の小学校がありましたが、少子化による合併・廃校が進み、現在は1校だけに。会場の体育館の窓には14校すべての校歌の歌詞が書かれています。

手回し式のオルゴールは滋賀県在住の谷本研さんが「校歌の歌詞にあるような 美しい町の風景を思い出してほしい」と作りました。

(オルゴール・柏島小学校校歌 2009年廃校)
「土佐の山脈 陽は燃えて希望果てなし 太平洋」

宿毛市から訪れた男性は以前、柏島小学校など町内5つの小学校に勤務していたといいます。

男性「懐かしいなんとなくメロディーは記憶にありますね」

この現代アート展は来月7日まで毎日開かれていて、入場は無料です。
(午前10時~午後4時 無休)