これが最先端の建設機械だ!「新しい技術でイメージアップを」3人分の作業が1人で可能に【高知】
2022年9月1日(木) PM5時00分

この会は国土交通省四国山地砂防事務所が企画したもので、工事の発注者となる高知県や町の職員などおよそ40人が参加し、最新技術を使った建設機械を見学しました。
こちらは斜面の土砂崩れを防ぐために鉄筋を差し込む穴を開けるドリルです。セッティングや安全確認などのため、従来のドリルは作動させるのに3人ほどが必要でした。このドリルは先端にカメラやセンサーがついているので、運転手がモニターを確認しながら1人で動かすことができます。
一方こちらは、セメントを混ぜ合わせ吹き付ける機械です。セメントの配合は当日の天候などに合わせ、熟練の職人による手作業が必要とされています。この機械は自動でセメントと水の配分を調整するので、慣れていない人でも簡単に扱うことができます。
四国山地砂防事務所 青木朋也副所長
「若い人とか女性とかあまり今まで建設業界には若干敬遠されがちな人に対しても新しい技術使ってるんだとイメージアップにつながると思いますので、そういう方にもぜひ業界に入っていただきたい」
四国山地砂防事務所は今後は学生などを対象にした学習会の開催も検討しています。