高知県の≪出生率≫過去最低 高知市が6月補正予算で子育て支援「子供を産み育てやすい市に」【高知】
2025年6月5日(木) PM7時46分
人口や出生数の減少に歯止めがかからない高知県。高知市は子育て世帯への支援に重点を置いた補正予算案を発表しました。
厚生労働省が公表した人口動態統計によりますと、去年1年間に県内で生まれた子供の数は3108人で過去最少になりました。また1人の女性が産む子供の数の指標となる「合計特殊出生率」は1.25で前の年より0.05ポイント下がり、こちらも過去最低となっています。
一方、高知市の去年1年間の出生数は1678人で統計データがある1998年以降最少となりました。桑名市長は5日の会見でー
桑名高知市長:
「子育てというのは一番大きな課題・問題になるので子供を産み育てやすい高知市と思っていただきたい」
市が6月議会に提出する補正予算案は一般会計の総額で1億2400万円で、そのうち1680万円が保育士の業務負担軽減などにあてられます。
また、国からの臨時交付金を活用し1億1100万円の補正予算を追加提出。今年9月の保育料や給食費の免除などにあて子育て世帯への支援を拡充したいとしました。