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News- 高知のニュース

よさこい大学生チーム『旅鯨人』2年連続中止経てノウハウ継承『炎』と『波』で青春の舞

高知大と県立大の学生で構成されたよさこいチーム「高知学生 旅鯨人」です。

「高知学生 旅鯨人」・前田琉乃介さん(高知大3年):
このまま今年開催されなかったらノウハウが後輩に引き継げなくなる所だったので今回開催できたことは本当によかった。踊り子さんの安全第一で本祭に臨みたい

チーム代表からこぼれる安堵の声。それもそのはず。よさこい祭りが2年連続の中止となりチームは存続の危機に直面していました。大学生チームは4年でメンバーのほとんどが入れ替わるため、このチームで2019年のよさこい祭りを経験しているのはメンバー80人中4年生の11人のみ。今回、数少ない4年生からノウハウを引き継ぎ、初参加となる3年生が中心となり、2022年の踊りや地方車のデザインを完成させたのです。

3年ぶりの「よさこい」に向けチームが掲げたテーマは「燈(ともしび)」。ランプを「感情や笑顔」に見立て、よさこいの明かりが消えた街を明るく照らしたいという思いを込めています。

7月からは毎日大学のキャンパスや市内の公園で練習を積み重ねてきました。振りを繰り返し確認し、最終調整の段階に入っています。

チームの代表として80人のメンバーを支える高知大学3年生の前田琉乃介さんです。

「高知学生 旅鯨人」・前田琉乃介さん(高知大3年):
僕たちのチームは個々の振り付けというよりかは全体で見たときに綺麗に見えるようにというのを目標に頑張っている

チームが注目して欲しいポイントの1つ目は「炎」の振り付け。

「高知学生 旅鯨人」・前田琉乃介さん(高知大3年):
今年のテーマが『燈』っていうテーマになっているんですけど、全員で手を回して衣装をたなびかせながら炎のような演出をする場面だったりとか全員で後ろからウエーブのように炎が燃え上がっているような感じを演出する振り付けがあるので、そういったところはいつもと違う振り付けだったり他のチームさんとも違う振り付けになっているので、ぜひ注目していただきたい

チームが注目して欲しい2つ目のポイントは「ウエーブ」の振り。全体の動きを「流れる波のように美しく見せる」ことを意識しています。

3年生:
縦の後ろから前にウエーブになるところとか、左右でウエーブになるところは見ていて、わーってなるポイントだと思う

「高知学生 旅鯨人」・前田琉乃介さん(高知大3年):
全員で燈の炎を燃やして全力で頑張って踊っていくぞ!という気持ちで頑張っていこうと思っている。僕たち旅鯨人というチームを見たときに楽しんでいただけたらなと

よさこい特別演舞まであと一週間。彼らの青春はこれから始まります。

旅鯨人は10日・11日の「よさこい特別演舞」を前に9日に高知城で行われる「土佐学生よさこい大会」でも踊りを披露する予定です。

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