高知市70代男性 326回振り込み続け、4700万円余りの被害に《架空請求詐欺》
2025年6月16日(月) PM7時05分
高知市の70代の男性が326回に渡って振り込みを続け、4700万円余りをだまし取られました。
今年3月高知市に住む70代男性に「携帯電話料金の未払い分がある」「調査をするので50万円を振り込む必要がある」などと電話がありました。
男性が振り込むと、『NPO法人日本セキュリティ協会』をかたる電話があり、「電話番号が犯罪に利用され被害者が19人いる。保険対応のため600万円を振り込む必要がある」などと話をされ、さらに振り込みました。
さらに同じ協会をかたる男から「一人が訴訟をすると言っている」「2千万円の保険に入れば、無制限で訴訟に対応する」などと言われて再び振り込み。
警視庁と大阪府警の合同捜査本部をかたる電話もあり、結局、男性は6月9日までの間に合計326回、総額4768万円を振り込みだまし取られました。
金融機関からの情報提供で詐欺が発覚しました。今年県内では46件の特殊詐欺が発生していて被害額はおよそ2億5180万円にのぼります。