《よさこい血潮》を湧かせ!「とらっくよさこい」大賞4連覇へ“ワクワクさせる”練習スタート!
2025年6月16日(月) PM7時32分
よさこい祭り本番まで2カ月を切りました。去年(2024年)、悲願のよさこい大賞3連覇を達成したあのチームの練習がスタート。今年はさらなる高みを目指して突き進みます。
6月14日、高知市の春野総合運動公園に続々と集まってきたのは、仲間との再会や練習を心待ちにしていた「とらっくよさこい(ちふれ)」の踊り子たちです。
(2024年・大賞発表)亀谷修一統括:
「やんちゃなウサギをオオカミは捕まえたぞー!よさこい大賞!3連覇!」
2024年、よさこい大賞3連覇を達成。隊列美と会場との一体感で観客を魅了しました。
とらっくよさこい(ちふれ)川村浩平代表:
「(Q.今年の練習、始まりましたがお気持ちは)ワクワクしています」
とらっくよさこい(ちふれ)亀谷修一統括:
「ワクワクしています、ワクワク♪ みなさんをワクワクさせますんで楽しみにしといてください」
川村代表、亀谷統括がしきりに言う「ワクワク」。そう、今年のテーマは「御喜楽湧々(おきらくわくわく)」!高知県民に流れる“よさこい血潮”を湧き立たせ、お客さんをワクワクさせたいという意味が込められています。
亀谷修一統括:
「あえて亀谷は言います!4連覇狙うでー!とらっくよさこい(ちふれ)、2025年のはじまりはじまり~」
勢いよく幕が開けたところですが…まずは基本。振付師の時久紀恵さんが鳴子の鳴らし方をレクチャーします。
時久紀恵さん:
「(鳴子を持った手首を)立つ、寝かす、立つ」
そしてストレッチ、腹筋を行います。
時久紀恵さん:
「休むな!体力つけないと“とらっく”踊れないよ~」
時久さんが「ラスト!はいOK」と言うと、脱力する踊り子たち。これで終わりかと思いきや、すぐさま「つま先立ち、セット!ボディアップ!」との指示が。体幹を鍛えるプランクが始まりました。
とらっくよさこいと言えば、一糸乱れぬ演舞。それにはまず「体力づくり」が必要なため、こうしたトレーニングが行われます。
そしていよいよ、お待ちかねの「振り付け」。遅いテンポから練習をはじめ、約1時間後にはほぼそろいだしました。
今年は小学生から60代までの踊り子150人が集まり、このうち50人がチーム初参加です。
初参加の高校2年生2人:
「正直言ってきつかったです」
「びっくりしました、こんなきついと思ってなかったので」
「(2人で意気込み)よさこい大賞狙ってがんばるぞー!」
最高齢は、土佐清水市から来た63歳の女性です。
土佐清水市から参加の女性(63):
「(とらっくで踊るのは)15回目かなあ。元気で楽しめて、若いパワーをもらえたらいいかな」
踊り子(2回目の参加):
「(今年の振りは)難しい」
踊り子(2回目の参加):
「テーマが御喜楽湧々やき、楽しくワクワクみんなをさせながら頑張りたい」
とらっくよさこい(ちふれ)川村浩平代表:
「お客さんの心の底に眠るワクワクを湧き立たせたい。4連覇っていう高みは誰も見たことないと思うので、見たことない景色をお客さんと一緒につくりあげたい」
川村浩平代表:「とらっくよさこい元気あるか!わっしょい3連発いくぞー」
川村代表&踊り子たち:「わっしょい!わっしょい!わっしょーい!!」
気になる衣装は7月18日の練習で踊り子に発表されることになっています。スタッフによりますと、今年も「なかなか目を引く」デザインだそうです。