四万十川は自然の恵みがいっぱい 小学生が「川漁師」体験 【高知】
2022年7月14日(木) PM7時04分
四万十川の伝統漁法を若い人にも知って欲しいと、きょう(14日)地元の小学生を対象に川漁師を体験するイベントが行われました。
このイベントは四万十川で屋形船を運行する会社が伝統漁法を守りたいと企画し、地元の小学6年生が参加しました。教えるのは川漁師歴12年の山崎 隼志さん。さっそく子供たちは四万十川の伝統漁法・柴漬け漁に挑戦です。
柴漬け漁は魚の住処となる木の枝の束を川底に沈め、一晩以上おいて引き上げる漁法。
最初は上手くいきませんでしたが次こそはー
子供たちは獲物が逃げないように巨大なタモを下に入れて柴全体をゆすります。果たして、何かかかっているでしょうか?
子供たち
「うわー!カニ!…エビ!めっちゃおるやん!」
網の中にはテナガエビやウナギなど四万十川の恵みがたくさん。
子供たちは自分たちが引き上げた様々な川の恵みを生き生きとした表情で見つめていました。
参加した八束小6年生
「柴漬け漁で振る時にいろんなものが落ちてきてこんなに種類があるんだと思ったし、めっちゃ楽しかったです」
「やってみたら楽しかったけどこれをずっと続けるのは本当に本当に疲れると思った」
この「川漁師体験」はあすから体験型観光の一つとしてスタートします。
屋形舟さこや・荒地 秀明さん
「日本の川で専業漁師・川漁だけで暮らしている人が存在しているのは四万十川しかない。いろんな伝統漁法があるが若い人に継承できるように(川漁師体験)を行っていきたい」
川漁師体験の予約は毎日受け付けています。