のいち動物公園で2匹の赤ちゃんビーバーが泳ぎの特訓中 夫婦で役割分担し子育て 【高知】
2022年7月1日(金) PM7時16分
香南市の「のいち動物公園」で先月生まれたビーバーの赤ちゃん2匹があす(2日)から一般公開されます。2匹は現在泳ぎの猛特訓中です。
のいち動物公園で来園した人をメロメロにしているのはアメリカビーバーの2匹の赤ちゃんです。6月10日オスの「ソラ」とメスの「あけび」との間に生まれました。
2匹は今週の月曜日に初めて展示場に移されましたが、すぐに水に浮かんで泳ぎ始めたということです。
のいち動物公園・大谷 忠義飼育担当
「普通に泳ぐときはほとんど足ですね。ちゃんと水かきもありますんで後肢(こうし=後ろ足)を使って人間の平泳ぎみたいに泳ぎますね」
ビーバー特有のパドルのような尻尾は方向転換する時に使います。2匹はお母さんのミルクを飲んで育っていますがそばで見守っているのは何とお父さん。
記者
「お母さんのそばにいそうなものですけど、お父さんのそばにいますね」
大谷飼育担当
「うちの個体だけかもわかりませんが結構お母さんが放任で、展示場に出すのも開けとったら真っ先にお母さんが(水の中に)。それで父親が寝室で子どもを守ってる」
お母さんがミルクを与え、お父さんは子どもの見守り役として夫婦で役割分担しながら子育てをしています。
時折みせる愛嬌たっぷりの表情や、仲良く泳ぐ親子の様子を訪れた人たちはうっとりとした表情で眺めたりカメラに収めていました。
岡山から
母親「泳ぎも上手でかわいいです。ひと足早く見れて良かった」
娘「ちっちゃくてかわいい」
記者「どんなところ?」
娘「泳いでるところ」
県立のいち動物公園・大谷 忠義飼育担当
「やっぱりビーバーのかわいさ。ほんとにお母さんお父さんの大きさがそのままぎゅっと小さくなったような感じなんでかわいい所を見てもらうのと、泳いでる様子とかを見て欲しい」
アメリカビーバーの赤ちゃんはのいち動物公園であす(2日)から一般公開されます。