ロープモノレールや水上飛行場が高知市に!? 150年の交通の歴史を写真で振り返る
2022年6月13日(月) PM7時00分
昭和44年に撮影された高知市五台山のロープモノレールの写真です。世界的にも珍しい自走式で多くの人に利用されましたが、マイカーの普及で昭和53年に休止。4年後に廃止されました。
高知市の「龍馬の生まれたまち記念館」で開催されているのが「古写真で紐解く土佐の交通史」です。
こちらは明治時代に高知でも走り始めた人力車。
会場では写真や資料など約120点が展示され、明治初期から平成の終わりまで150年に及ぶ県内の交通の軌跡をたどることができます。
昭和13年ごろに撮影されたこの写真。当時、高知市横浜には水上飛行場があり大阪との定期便が運航されていました。
このほか昭和から平成にかけて高知と他県を結んでいたフェリーに関する資料や旧国鉄時代の制服なども展示され、それぞれの時代の思い出に浸ることもできます。
(龍馬の生まれたまち記念館 森本琢磨さん)
「古写真という目に見える媒体で確認いただくことで歴史を感じていただいて、若い人には新鮮に、年配の人には懐かしく感じていただきながら世代間交流が生まれれば嬉しい」
このコーナー展は「龍馬の生まれたまち記念館」で7月22日まで開催されています。