【詳報】新型コロナ高知県で新たに157人の感染確認 宿泊療養施設で県内初のクラスター 【高知】
2022年5月5日(木) PM7時25分
高知県で新たに157人が新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。宿泊療養施設で県内初のクラスターが発生しています。
感染が判明したのは未就学児から90代までの157人です。全員軽症で59人の感染経路が不明です。年代別では20代が最も多く37人、10代が32人など40代以下が全体の80%を占めています。市町村別では高知市が92人と最も多く次いで香美市が19人など13の市町村で感染が確認されています。
宿泊療養施設となっている高知市のホテルでスタッフ6人のクラスターが発生しました。宿泊療養施設でのクラスターは県内初です。
この宿泊療養施設ではホテルの従業員や看護師など4つの会社の職員が働いています。異なる会社の職員は業務上では接触することはなく、トイレなどの共有スペースから感染が広がった可能性があります。スタッフおよそ50人を検査中です。5月9日まで患者の受け入れは減らした上で運営を継続するということです。
県内の感染者は累計で2万2163人となりました。現在、医療機関には50人が入院していて、このうち重症と中等症はそれぞれ2人です。
四国の感染者は愛媛が130人、香川が147人、徳島が53人となっていて4県全てで前の週より減少しています。