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News- 高知のニュース

3年ぶりにお城下で!よさこい祭り 今年は縮小開催 8月10日11日 追手筋など11会場で【高知】

事務局
「『よさこい鳴子踊り特別演舞』を開催したいと思います。感染状況を勘案しながら実施させていただきます」

去年とおととし、新型コロナの影響で2年連続中止となったよさこい祭り。去年はりょうまスタジアムでの特別演舞が企画されましたが、感染拡大により、中止となりました。

きょう(28日)高知市でよさこい祭振興会の合同部会が開かれ、今年の開催方針について協議が行われました。当初は通常開催、縮小開催、県民体育館を使用する代替イベントの3つの案が出ていましたが、関係者からは感染対策を施して屋外で開催したいという前向きな声があがっていました。

チームや競演場などへの事前アンケートを踏まえた協議の結果、日程を8月10日と11日に限定し、前夜祭と後夜祭は開催しない縮小開催の方針が決定。「第69回」とはせず、今年度のみの特別事業として「2022よさこい鳴子踊り特別演舞」と銘打ち行う見通しです。

通常は16の競演場・演舞場が設けられますが、このうちきょう時点で実施する方針を決めているのは追手筋・帯屋町・京町・中央公園・高知城・万々・上町・旭・高知駅前・はりまや橋・秦の11の会場です。このほか、検討中の会場もあるということです。開催時間は10日、11日ともに午前11時半から午後10時までです。

仮に感染が拡大した場合、開催の可否は8月1日を目処に判断するとしています。判断基準は次の3つです。「まん延防止」または「緊急事態宣言」が出た場合は中止。知事または高知市長から要請があった場合は中止。県の判断基準が「特別警戒」となった場合は開催可否について県や市と協議する、となっています。

よさこい祭り競演場連合会 丁野信二会長
「感染防止に十分ご協力いただいて、8月10日・11日が終わった段階でやっぱりやってよかったねとなるように、これから私たちも全力で頑張りたいと思います」

事前アンケート結果から参加チームは80チーム程度となる見込みです。1チームの踊り子はこれまで通り150人以内で、地方車は原則1チーム1台ですが、複数チームでの共同使用も可能となっています。ただし、まん延防止等重点措置や緊急事態宣言地域に住む踊り子の参加は控えてもらう方針です。

よさこい大賞などの団体賞は設けませんが、個人賞のメダルは各会場の判断に委ねられます。追手筋のいわゆる「花メダル」は贈らない方針です。

高知商工会議所 山崎道生副会頭
「ウィズコロナの感覚に従って慎重にどんどんやろうよと。(よさこいは)高知の面白い人々のひとつのシンボルですから、ワイワイと、生きてるエネルギーを燃やしたい、そういう本来のところをその通りにはできないが、それを忘れないようにしようねという意味もあるかと思います」