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News- 高知のニュース

水不足の室戸市 干上がった川の底から”巨大な生物”見つかる【高知】

雨が少ない影響で室戸市は水不足に陥っています。川は干上がり普段、市民が目にすることのない巨大な生物が見つかっています。

室戸市では今年に入ってから昨日までに122ミリしか雨が降っておらず水不足となっています。市内を流れる室津川は干上がり、底がすっかり見える状態に。
市の水道局はこの室津川の水源地の水が枯渇しつつあるとし、今月12日から市内の1286世帯を対象に夜間の給水を30%減らす制限を行っています。

一方こちらは同じく干上がった室戸市吉良川町の東ノ川です。この川底で今月、巨大なウナギが発見されました。

島巻努さん「おった場所、ここです」

地元に住む島巻努さん74歳は今月6日、この場所でウナギを発見しました。

オオウナギを発見した島巻努さん「見つけた時はカメのヒレかと思った。ウナギとは全然思わんかった」

その時の写真がこちら。長さ105センチ、胴回り25センチのオオウナギです。発見した6日はまだ川底は少し湿った状態でしたが、水はなく岩の間でじっとしていたそうです。このままでは死んでしまうかもと思い…

オオウナギを発見した島巻努さん「ようよう2人がかりで持っていった」

一時は谷の水が流れ込む友人の家の池で保護していましたが、多くの人に見てもらおうと、むろと廃校水族館に運び込みました。

幅3メートルの大きな水槽が新しい家となったオオウナギ。廃校水族館によりますと重さは4キロでまだまだ成長の余地はあるという事です。オオウナギの大きさやニホンウナギにはないまだら模様をじっくり観察してほしいとしています。しかし、今回の発見は渇水がもたらしたもの。

むろと廃校水族館・若月元樹館長「今回の渇水によって用水路とか川から今まであまり市民の目にふれなかった発見が相次ぐのかなと感じている」

実際にきょうも渇水の影響で逃げ場がなくなったとみられるオオウナギが室戸市内の工事現場で発見され廃校水族館に持ち込まれたそうです。恵の雨が待たれます。

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