【詳報】新型コロナ 高知県で新たに201人の感染確認 高齢者の感染急増【高知】
2022年2月4日(金) PM5時00分
きょう県内で新たに201人が新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。高齢者の感染が急増しています。
感染が確認されたのは未就学児から90歳代の201人です。90代の女性が中等症、83人が感染経路が分かっていません。
市町村別では、高知市が139人と全体の7割近くを占めています。次いで南国市が22人、四万十市が12人、土佐市が7人など16の市と町に感染が広がっています。
新たに2つのクラスターが発生しています。
高知市の中学校では生徒と職員の5人が感染。同じ部活動から感染が広がったと見られています。高知市の高齢者施設ではきょう90代の入所者5人が感染していることがわかり、合わせて8人のクラスターとなりました。
病院でのクラスターも広がりを見せています。高知市の細木病院では合わせて15人に。近森病院では合わせて52人となりました。
きょう発表された感染者のうち70代以上は33人で全体の6分の1を占めています。
健康政策部・川内敦文医監「医療機関や介護施設のクラスターが発生しているということもあって高齢者の発生の確認が相対的に増えつつあります。母数が増えていくと重症・中等症の実数が増えていくということに繋がってきます」
県は改めて「高齢者のいる家庭ではより感染予防に気をつけて生活してほしい」と呼びかけました。
県内の感染者の累計は6934人となりました。重症は1人増え6人、中等症は4人増え21人で、自宅療養・自宅待機は1448人となっています。