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News- 高知のニュース

大根1本が7キロ!?安芸市の伝統野菜「入河内大根」高知市で販売会【高知】

大きさがウリの安芸市の伝統野菜「入河内大根」。高知市で1日限定の販売会が行われました。

澤記者「太くて大きい大根。これで7キロほどもあるんです」

でっぷりと太った大根。安芸市の伝統野菜「入河内大根」です。きょう高知市のスーパーで1日限定の販売会が行われました。あまりの大きさにお客さんは興味津々です。入河内大根は標高150メートルの安芸市入河内地区で幕末ごろから栽培されているといわれています。他の大根と交配してしまいやすいため、地元の農家たちが種の保存を目的に2006年「入河内大根のこそう会」を発足。いまは12軒が専用の畑で栽培・販売しています。大きいものは10キロほどになりますが、あまり大きすぎると売れ残ってしまうため、今年は小さめのサイズにおさまるよう育てました。
チラシを見て初めて来たこちらの客はー

高知市からの高齢女性「あれもらおうか。これ(買い物かご)入れて。へっへっへはーい ありがと」

高知市からの高齢女性「一回食べてみたいなと思って。どうして食べましょう?隣の人にでもあげて分けて食べようかと思いよります。こんなに大きいとは思わなかった!」

特徴としてもうひとつ目立つのがこの赤紫色。ポリフェノールが含まれていて生で食べても甘味が強いんです。

澤記者(ポリポリポリ)「意外と辛くないです。甘みがあって皮の方がフルーティーな感じ。噛めば噛むほど大根の辛みが出てきて身がぎゅっと詰まってておいしいです」

高知市からの男性「青首大根とこの入河内と合わせて1年分の干し大根を作る。私独特の。非常にパリパリ感が残ったおいしい味になる。ファンが何人かいますからやめられないんだ(笑)」

生産者・有沢光喜さん「お客さんが色々工夫してこうしたらああしたら美味しかったということをまたこういう場でお客さんが買いに来てくれて教えてもろうたら(うれしい)」

12月下旬から2月中旬にかけて収穫される入河内大根は、今年は台風の影響もなく例年どおり3000本ほどを収穫しました。入河内大根は安芸市内のスーパーなどで2月中旬まで販売されています。