画像

  • 画像
  • 画像
  • 画像

News- 高知のニュース

皿鉢料理っていつからあるの?土佐グルメの歴史に迫る企画展「おいしい土佐藩」貴重な絵馬も【高知】

高知城歴史博物館で開かれている企画展、その名も「おいしい土佐藩」。江戸時代を中心に土佐の食文化の歴史を伝える資料43点が展示されています。

こちらは明治初期に現在の香美市・土佐山田にある須賀神社に奉納された絵馬。人々が楽しげに酒を酌み交わしながら囲んでいるのは、尾頭付きの鯛が盛り付けられた皿鉢料理です。またお座敷遊びの「はし拳」に興じる様子もー当時の人々も「おきゃく」を楽しんでいた様子が伺える貴重な資料です。

こちらは土佐藩の上級武士・森勘左衛門が料理で客をもてなした際の献立日記で皿鉢料理が登場する最も古い資料です。献立には皿鉢料理のほか、さば寿司や鰆の刺身など9つのメニューが載っていて今回、県内の料理学校が再現した料理のサンプルも展示されています。また、江戸末期につくられたこちらの皿はリアルなカツオをかたどった木製の皿鉢皿で土佐人のカツオ愛が感じられます。

高知城歴史博物館 資料学芸課長 藤田雅子さん
「皿鉢料理ですとかカツオのタタキですとか、すごく身近でよく食べるけれども歴史ですとか、色んなうんちくは知らないことがたくさんあると思うんです。皆さんに改めて地元の食文化を見直していただけたらなと思います」

この企画展は高知城歴史博物館で3月7日まで開かれています。

最近のニュース