初ガツオ豊漁!“カツオの国”高知県中土佐町 去年の2倍超「黒潮大蛇行」終息で水温上がり味も上々
2026年5月13日(水) PM7時59分
三木優花アナウンサー:
「久礼新港ではたくさんの人が集まり、カツオの競りが行われています」
本格的な初ガツオのシーズンを迎えた中土佐町。2026年は豊漁です。久礼漁協によりますと、2026年の初ガツオは例年より2週間ほど早い2月下旬から取れ始めました。
田中鮮魚店・田中隆博 社長:
「早めに取れ始めて、早く終わるかなと思ったら全然終わらず。もうずっと安定して取れゆう」
2026年2月1日から5月13日までの水揚げ量は237トン。4月までの3カ月間の水揚げ量は2025年の同じ時期と比べて2倍以上となっています。
2月は水温が低くカツオの漁獲量が最も少ない時期ですが、なぜ豊漁なのか。海洋の調査・研究を行う県水産試験場の職員はー
県水産試験場 漁業資源課・猪原亮さん:
「2026年は2025年、黒潮大蛇行が終息して黒潮が接岸する形に変わりました。黒潮が近いがゆえに水温が高い状況が続きました」
黒潮大蛇行は黒潮のルートが大きく変わり、潮の流れや水温が変化する現象。黒潮大蛇行の終息後、暖流の黒潮が海岸に近づき1月から3月でもカツオに適した水温19℃以上をキープできたといいます。
県水産試験場 漁業資源課・猪原亮さん:
「4月になってさらに水温が上がり、冬場に残っていたカツオと南から来遊してきたカツオの群れが重なって、今の豊漁になっているのかなと考えております」
2026年の初ガツオは水揚げ量だけでなく味も上々。もちもち食感とあっさりした味が特徴ですがー
田中鮮魚店・田中隆博 社長:
「ほわっと脂が軽くかかった典型的な初ガツオ。身のプリプリ感がある新しいうちに鮮度よく食べた方がメジカの新子と一緒ですごく味がある」
中土佐町では5月17日(日)、カツオづくしの料理を堪能できる恒例イベント「かつお祭・本祭」が開かれます。事前予約が必要な400席はすでに完売しているということです。
かつお祭・本祭に行けない人にも初ガツオの魅力を知ってもらおうと、5月15日(金)からは「町なか かつお祭」を開催。中土佐町内・16の飲食店で期間限定のカツオグルメを楽しめます。
初ガツオ豊漁で“カツオの国”本領発揮!高知が誇る旬の味を全国に広めます。










