最長30メートル伸ばせるはしご車で救助 高知大丸と消防局が初の合同消防訓練【高知】
2021年11月10日(水) PM7時30分
従業員
「火事です、催し会場前通路付近で火事です」
けさ(10日)高知大丸で従業員と高知市消防局の隊員など、およそ110人が参加して消防訓練が行われました。
大丸では毎月防災訓練を行っていますが、高知市消防局との合同訓練はこれが初めてです。
従業員
「姿勢を低くして、こちらから避難して下さい」
今回の訓練は本館5階から出火し1人がケガをして救助を要請、逃げ遅れた他の1人が屋上に取り残された想定で行われました。
屋上の救助に向かったのは・・・
最長30メートルの高さまで伸ばすことが可能なはしご車。
高知市消防局では2台所有していて、主に中高層ビルの救助活動などで使われています。
訓練では消防隊員がはしごの伸ばし始めから5分ほどで、取り残された人を救助していました。
高知市中央消防署・片田浩署長
「火災が出た場合にこういった動きをしなければならない、ということはしっかりと頭の中にあった状態で行動されていて非常に素晴らしかった」
高知大丸・松岡有紀さん
「内々だと甘くなることも正直あるし(合同訓練は)客観的な指摘もいただいて、日々の活動の中で使っていきたい内容なので、色々な情報をいただいて訓練をしていきたい」
全国秋の火災予防運動は11月15日まで。
高知市消防局は商業施設などで17日まで訓練を実施します。