土佐山の奇祭『早飯食い』 声掛けなし&参加は住民のみ…コロナ禍で変化も【高知】
2021年11月8日(月) PM5時00分
高知市土佐山の高川仁井田神社です。こちらで毎年11月8日に行われているのが300年以上前から続く伝統の奇祭「早飯食い」です。
お茶碗1杯のご飯と御膳味噌をお湯をかけながら食べ、その早さを競います。
平安時代、土佐山に逃げ延びた平家の落ち武者が戦に出陣する前、急いでご飯を食べたことが始まりとされています。
例年は地区の住民のほか土佐山学舎の生徒など、あわせて40人ほどが祭りを楽しみますが、2021年は新型コロナの感染防止のため、住民のみが参加しました。
「準備が整いましたのでお召し上がりください」
開始早々、お湯を求める声が飛び交うのがこの祭りの大きな特徴ですが、2021年は飛沫防止のため、静かに手をあげて知らせていました。
地元の人「箸は下を持つ」
横山すみれ記者「下の方を持った方がいい?ありがとうございます」
入社2年目の記者も初挑戦です。早い人は15秒ほどで完食するということで参加者たちが次々と食べ終わる中、記者が完食までにかかった時間は5分3秒。最下位でした。
横山すみれ記者「私が一口食べ始めたくらいの段階でもう食べ終わっている人がいた。なんでそんなに早く食べられるのかな?驚き」
地元の人「秋のユズの収穫と合わせて大きな行事になっている。コロナで人が少ないのが残念。声かけできないのが寂しい」
地元の人「(例年は)早飯食いをもう少し盛大に『湯!湯!』『味噌味噌!』で、皆さん我先に競ってやるが寂しい」
伝統の祭りの賑わいが来年こそ戻ることを願って、今年も歴史は引き継がれました。










