満点の星空に雄大な自然 津野町に星をテーマにした宿泊施設オープンへ 【高知】
2021年6月25日(金) PM6時50分
キーワードは“満天の星”!高知県津野町の宿泊施設「天狗荘」が7月リニューアルオープンするのを前にきょう(25日)ひと足早く内部が公開されました。
横山 すみれ記者
「自然を体全体で感じられる宿泊施設が来月グランドオープンします」
7月7日にグランドオープンするのが“星”をテーマにした宿泊施設、その名も「星ふるヴィレッジTENGU」です。
1969年に建てられ長年地元の人や観光客に親しまれてきた「高原ふれあいの家 天狗荘」が老朽化したため去年から改修工事を始めました。総工費はおよそ11億円。津野町の標高1400メートル、風光明媚な場所に新しく生まれ変わったのです。
きょうは新設されたプラネタリウムで落成式が行われ、浜田知事や津野町の池田町長ら40人が参加しました。
浜田知事
「津野町の誇る満天の星空を余すことなく満喫できる施設に大きく生まれ変わりました。雄大な自然や美しい星空を思い切り楽しんでいただけるものと大いに期待しています」
横山 記者
「こちらのプラネタリウムではその日に見られる星を上映します。天候が悪くても美しい星空を楽しむことができます」
プラネタリウムは東京に本社を置く天体望遠鏡のトップメーカー「五藤光学研究所」が町と連携して製作。映し出されるのは星空だけでなく津野町の大自然も。
そして気になる客室は全部で30室。中でも「星空客室」と名付けられた特別な部屋はー
横山 記者
「星空客室の2階には空を近くに感じられる大きな窓が設置されています。夜には星を眺めながらゆっくりくつろぐこともできそうです」
施設内を見学した浜田知事も眺めの美しさに太鼓判を押します。
浜田知事
「本当に感動しました。それだけ星が見える自然豊かで周りに人口の光がないところだからこその強味をどんどん発信して、県内外からたくさんの人に来ていただければいいなと思います」
Q知事も来てみたい?
「はい家族ともどもと(来たい)と思ってます」
また、施設内には天文台も併設。7月からは天の川や夏の大三角など、この季節ならではの星空を楽しむことができます。
津野町・池田 三男 町長
「津野町の観光が一歩前進したかなと言う感じですね。まずは“星”、そして朝の日の出から雄大なカルスト地形を見ていただければ本当に心が癒されるんじゃないかなと思います」
「星ふるヴィレッジTENGU」は7月7日にグランドオープン。宿泊予約はウェブか電話で受け付けています。