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News- 高知のニュース

四万十川に桂浜、空から高知を見てみよう!コロナ禍に『遊覧フライト』で旅気分を・FDAが企画

楠瀬俊一 社長「いろんなところで実施してきた。お客様に好評だったので、できるだけ機会を見つけて色んなところの上空をぐるっと回る企画をしたいなと思っています」

FDA・フジドリームエアラインズでは「コロナ禍の新しい旅のスタイル」として2020年から遊覧フライトツアーを全国各地で実施しています。

高知県では20日、初めて開催され、県内に住む80人が参加しました。

土佐市から参加した親子は。

母「二人で結構、飛行機に乗って旅行に行ってたんだけど、もうそれが(コロナで)行けなくて。でも今回、遊覧飛行を高知でやるっていうことでサプライズで!」
子供(小4)「嬉しいです」

四万十町から参加した81歳の女性は人生初の飛行機です。
義理の娘「コロナで旅行とか全然行けなかったんですよ。今回、新聞で見て母を誘ったらぜひ行きたいと言ったので」
義母「車では行くけんど、飛行機には乗ったことがない。乗ったらどんなもんじゃと思いゆう」

午後2時に飛行機が飛び立ち、まず向かったのは四国最南端「足摺岬」です。

機長アナウンス「うっすらと小さいですが足摺岬の灯台こちら大正3年から100年以上続いてる灯台をご覧いただけます」

続いては高知が誇る清流・四万十川です。

機長アナウンス「大変綺麗に四万十川の河口をご覧いただけます」

一般のフライトは高度10000メートルほどまで上昇しますが、今回は1600から2600メートルと低空飛行。空からの景色をより近くで楽しむことができます。

機長アナウンス「白く見える範囲でございますが、こちらなんと高知空港の敷地と全く同じ面積となっております」

最後は景勝地「桂浜」です。

機長アナウンス「桂浜がまもなく見えてまいります。海岸線がご覧頂けるかと思います」

時間にして約1時間半。県内屈指のスポットを巡った優雅なフライトが終了しました。

初めての空の旅はいかがでしたか?
四万十町から「最高でした!音もすごいじゃなんじゃって聞いちょったけんど、全然そんなことないんずく楽しかったです。小さいことにくよくよすることないと思って、空を飛びました」

土佐市の親子(母)「すごい感動しましたね。コロナでどこへも連れて行っちゃれてないんで(子どもに話す感じで)すごいね、よかったね、楽しかったね、もう飛行機から降りたくなかったもんね(笑)」
土佐市の親子(子供)「鳥形山っていう山がすごくキレイでびっくりしました。楽しい思い出になりました」

佐川町から参加した人「自分たちが住んでいる高知県がこんなに綺麗って改めて気づきました。なかなかない機会だったので、とても楽しかったです」

実はFDAの楠瀬社長は高知市出身。今回の企画の実現に感慨もひとしおのようです。

楠瀬俊一 社長「先週も母親の顔を見に帰省しておりまして、ぜひぜひ地元の高知県でなんとか遊覧飛行を実現したいと思ってですね。1年ぐらいかかりましたけどようやく実現することができました」

コロナで沈みがちな気持ちをパッと明るくさせる高知の美しい自然。空から眺める絶景に多くの人が魅了されていました。

今回の遊覧フライトツアーの価格は1人・19800円から。今のところ、次回の開催は未定ということです。

FDAでは現在、新型コロナウイルスの影響で飛行機を減便していますが、7月1日から全便運航を再開する予定です。(名古屋便3往復、神戸便1往復)

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