高校生たちが駅で呼びかけ 「ＳＮＳの使い方に気をつけて」 【高知】
2021年3月10日(水) PM7時26分
ツイッターやインスタグラムなどインターネットのSNSを安全に使おうと、高校生たちが駅で通勤・通学の人たちに呼びかけました。
生徒「ネットの取り扱いには注意してください」
JR高知駅で啓発活動を行ったのは近くの「太平洋学園」の高校生などおよそ30人です。
実際にあったトラブルを紹介した事例集やパンフレットを通勤・通学中の人たちに次々と手渡していました。
新年度になると入学や進学などでスマートフォンを購入する機会が多くなることから、毎年この時期に活動しています。
去年、県内でSNSに絡む犯罪に巻き込まれた18歳未満の被害者は11人です。このうち自分の裸の画像を送ってしまったり、SNSで知り合った人に連れまわされたりといった事例があります。
生徒
「SNSは見るだけであんまり使ってない。あやしいと思ったら自分だけじゃなくてこれどう思うって友達に聞いたりしたら、そういうことが減ると思います」
高知県警・大野 稔明警部
「犯罪被害から子供たちを守るために保護者の皆様には不適切なアプリの使用を制限する『ペアレンタルコントロール』やフィルタリングの機能を活用するとともに、各家庭でスマートフォンの使用に関して子供たちと一緒にルール作りを進めていただきたい」
警察は「知らない人に会ったり、個人情報を言わないようにしてほしい」と呼びかけています。
