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News- 高知のニュース

高知版ひなあられ「花きび」 華やかな見た目、愛される続ける”春の味” 製造過程もワクワク 【高知】

勢いよく弾け出すのは「高知に春を呼ぶひな菓子」「花きび」です。県内で50年以上愛されていて「高知版ひなあられ」とも呼ばれています。

春らしい桃色・菜の花色・若草色の甘いポップコーンです。花きびを作っているのは高知市大津にあるあぜち食品です。見ているだけで気持ちがパッと明るくなる花きび。その製造過程もワクワクするものでした。

川辺世里奈アナウンサー
「香ばしいような甘いような香りがしています。釜に近づくとポンポンと弾ける音が聞こえます。」

華やかな見た目が特徴の花きびですが、原料はシンプルなポップコーン専用のトウモロコシ。釜に入れて5分。このようにフタが動いたら完成の合図です!できたてをいただきました。

川辺世里奈アナウンサー
「(食べて)サックサクです。ポップコーンが溶けると口の中に甘さがじわっと広がります」

去年は新型コロナの影響で夏祭りや文化祭に出荷できず、前年に比べて売り上げが8割減少しましたが…

あぜち食品 和田しほこ社長
「おうち時間が増えたからなのか、去年よりとても多く花きびを出荷させていただいてます。」

花きびは例年1月中旬から3月中旬に販売されますが、今年はきょう(17日)までに去年より1万袋多い5万袋が出荷されています。

あぜち食品 和田しほこ社長
「コロナで外に出られないとか気持ちが沈みがちになると思うが明るい花きびを食べて、少しでも穏やかな気持ちになってほしい。」

高知の春の風物詩「花きび」は3月10日頃まで県内のほか、中四国のスーパーなどに並びます。