わずか1分20秒で・・・これが最新の「災害時用大型テント」だ!【高知】
2020年11月26日(木) PM6時30分
高知市の春野総合運動公園の駐車場に登場した巨大クレーン。
大阪のメーカー「太陽工業」が開発した
災害時用の大型テントを設営するデモンストレーションです。
注目は設営のスピードです。
わずか1分20秒でテントが持ち上がりました。
高さ5.8メートル、広さ200平方メートルで
災害時の避難所や対策本部として使われます。
大型テントは通常、設営に丸1日かかりますが
これは1時間ほどで完成します。
太陽工業・上田テツヤさん
「従来これだけの短時間で設営できるテントっていうのは
世の中になかったと思いますんで、非常に画期的かなと思います」
さらに送風機を使って膨らませる高さ4mの中型テントも
開発されました。
こちらは重機を使わず、設営できます。
太陽工業が開発した従来の小型テントも、短時間で設営できる利便性や
通気性の良さが特徴です。
5年前、MERSが流行した時には韓国でー
今年は新型コロナの検査スペースとして国内で広く使われています。
太陽工業・上田さん
「色んな多目的の要素、荷物の積み下ろしですとか、
一時的な避難であったりとか非常に多目的に使えるんじゃないかな」
この2つのテントは自治体や企業などをターゲットに
来年1月から販売される予定です。