群馬の小学生が県警に寄せ書き 135万回再生よさこい「この地へ」動画がきっかけ【高知】
2020年10月5日(月) PM6時15分
「よさこいがかっこよかったです」「大変な時期だけど頑張りましょう」
高知県警に届いた子どもたちからの感謝の寄せ書き。書いたのは群馬県の境剛志小学校の6年生58人です。
きっかけは県警が2020年7月末、YouTubeで公開した動画でした。県警はよさこいのない夏を盛り上げる「みんなでよさこいプロジェクト」にGreeeenの「この地へ」の動画を応募。YouTubeでの再生回数は135万回に上り全国で話題となりました。
この動画は境剛志小学校の目にも止まりました。橋本英明教頭は「ニュースで高知県警の方の動画を目にしました。高知県警の方のよさこいの話と動画を見せて子供たちに聞いてみたところ今年も踊ってみたいという声が聞こえてきました」と言います。
境剛志小学校は2019年の運動会から5、6年生がよさこいを披露。しかし、2020年は新型コロナの影響で延期となりよさこいの演舞も中止となりました。それでも、夏休み明けから練習を繰り返し9月の体育の授業でGreeeenの「この地へ」を踊り小学校のホームページで公開しました。
橋本教頭は「よさこいの良さに気づくことを通じて、地元の良さ、郷土の良さを再確認して、またそれを活かしていってもらえれば、子供たちにとっていいことかなという風に考えています」と話しています。
県警のよさこい動画を制作しメッセージを受け取った西森達也係長は「作ったときのコンセプトをすごく感じ取ってもらえているなというコメントもいただき、遠く離れた場所にも思いが伝わっているということを嬉しく思います。よさこいというもの自体、また高知という魅力自体がもっと広がればいいな」と話しています。
高知県警は寄せ書きを1階のロビーやSNSで公開する予定です。