踏切内で動けなくなったら…1歳児抱え避難した事故に学ぶ、“非常ボタン”がない場合の脱出術【高知】
2026年11月6日(金) PM7時15分
2026年6月、日高村の踏切内で動けなくなった車に列車が衝突する事故がありました。この場合、どう対応すれば良いのか。関係機関が集まり訓練を行いました。
高知市布師田にあるJR四国の車両基地です。交通機関や警察が参加し、車が踏切内に閉じ込められた際の対応を訓練しました。
基本的な対応は、車から踏切の外に逃げ非常ボタンを押し異常事態を知らせることです。
職員:
「非常ボタンを押すと特殊信号発光機が点滅。800m先の列車の乗務員に見えるよう設置されている」
職員:
「必ず踏切外に待機する」
しかし2026年6月、非常ボタンがない日高村の踏切で事故が起きました。
川村和久アナウンサー:
「こちらには非常ボタンがなく列車を止める手段はなかったといいます」
地元の女性が運転する車が踏切内で脱輪。特急列車が衝突し、大破しました。女性は後部座席の1歳の子どもを抱いて避難し無事でした。
高知を走る土讃線で遮断機のある踏切は130カ所あり、そのうち3割近い36カ所で非常ボタンがありません。このような場所では助手席の下にある発炎筒を使います。
職員:
「まず、キャップを外して下に装着すると持ち手になる。(着火して)前で大きく円を描くように危険を知らせる」
訓練には交通安全活動に取り組む地域住民も参加。車が動く場合はゆっくり前進し、遮断かんを押し上げて脱出すること。車が動かない場合はニュートラルにして車を押し出すことを体験しながら学んでいました。









