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News- 高知のニュース

“壁を壊さず”重さ7トンに耐える「木質耐震シェルター」 高知工業・1年生が初の施工体験で組み上げ

地震に備えて住宅の耐震化の必要性が叫ばれていますが、そんな中、住宅を改築することなく部屋をそのまま耐震シェルターにする工法を高校生たちが学びました。

明神康喜 記者:
「高知工業高校の生徒たちが『木質耐震シェルター』というものを作るということで取材に来ました。教室に入ると木製の柱のようなものが並んでいます。このようなものでつくるシェルターとは、一体どんなものなのでしょうか」

木質耐震シェルターの施工を体験したのは、高知工業高校建築科の1年生・38人です。

防災グッズの販売など、ホームセンターで防災関連の事業を展開するフタガミの社員らが手助けをしながら、生徒たちは梁や柱などを組み上げていきました。

生徒たちはこの春高校に入学したばかりで、ちょうど今木造建築の基礎を学んでいるところだといいますが、施工はこれが初めての体験です。

2時間ほどかけて耐震シェルターは完成しました。

高校生3人:
「頑丈で。自然災害が起きても安心かなと思いました」
「こういうことをもっと全国に広めていけたらいいと思いました」
「南海トラフ地震はいつ来るかわからないので、2026年のクリスマスプレゼントは親に交渉してこのシェルターを部屋に付けてほしいと思います」

完成した木質耐震シェルターは、縦横高さがそれぞれ2メートル60センチほどの4畳半タイプで、重さ7トンに耐えられる設計です。

部屋の内側に施工することで、地震で家が崩れても部屋が押しつぶされるのを防ぐことができるといいます。

一般的な耐震補強工事と違って家の壁を壊すことがないのも特徴です。

このシェルターは補助金の対象となっている自治体を中心に全国で広がり始めていますが、フタガミでは取り扱いを始めたこの2年半で3件にとどまっています。

フタガミ・公務係長 三木健一さん:
「高知県の命を救う最初の第一歩として、産学連携で生徒さんの学びを深めると同時に、高知県民の安全・安心に貢献することを目指して耐震シェルターをさらに普及させていきたい」

9月24日に作った木質耐震シェルターは、10月3日の文化祭で一般公開することになっています。

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