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News- 高知のニュース

高知市の近森病院、津波から薬を守る薬剤棟と空中通路が完成 南海トラフ地震を想定し命をつなぐ

命を守る通路となります。高知市の近森病院で南海トラフ地震を念頭に整備が進められていた薬剤棟と、病棟とを結ぶ連絡橋が完成しました。

「空中通路」と名付けられた連絡橋は長さ約20メートルで、病院の本館と北館の3階部分を結んでいます。大きな地震にも耐えられるよう免震装置が備えられています。

7月7日は現地で式典が行なわれ、関係者がテープカットで完成を祝いました。

高知市中心部にある近森病院は489の病床を有する高度急性期病院です。災害拠点病院でもあり、南海トラフ地震が発生した場合には中核的な役割を担うことになっています。

しかし、これまで病院で使う約1600種類の薬は本館の1階で保管されていて、津波で浸水する可能性がありました。

病院は建設費の一部をクラウドファンディングで集め、約10億円をかけて6階建ての薬剤棟と、連絡橋を整備しました。

薬は薬剤棟の4階以上に保管し、仮に津波が来て浸水したとしても連絡橋を使って病棟に薬を届けることができるようになります。

社会医療法人・近森会 入江博之 理事長:
「うちは四国で一番救急件数を受け入れている病院です。しかも高知市の中心街にあり逃げ込む病院がうちになる。地元とともに生き残る病院にしたいと思っています」

近森病院では電力会社の協力を受け、災害時にも電気を安定的に供給してもらえるよう準備を進めているということです。

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