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News- 高知のニュース

「量刑が重すぎる」奈半利町・ふるさと納税汚職の元課長、二審で実刑判決から執行猶予付き判決に

奈半利町のふるさと納税をめぐる汚職事件の発覚から6年。受託収賄などの罪に問われた奈半利町の元課長・森岡克博被告(51)に対し高松高裁は3月12日、判決を言い渡しました。

判決:
「原判決を破棄する。被告人を懲役2年6カ月に処する、5年間その刑の執行を猶予する」

判決によると、森岡被告は2018年から翌年にかけ、ふるさと納税事業を担当していた元課長補佐と共謀。地元の水産会社に返礼品の扱いで便宜を図る見返りに180万円の賄賂を受け取りました。

しかし、これまで賄賂の認識について司法の判断が変わる異例の事態に。

一審の高知地裁は森岡被告に賄賂の認識はなかったとし受託収賄については無罪に。しかし、二審の高松高裁は「一審判決は事実誤認がある」として審理を差し戻しました。

異例のやり直し裁判では、ふるさと納税事業を担当していた元課長補佐が森岡被告と共謀したと証言。2025年10月、森岡被告に賄賂の認識があったとし、懲役2年の実刑判決を言い渡しました。

それまで無罪を主張していた森岡被告は、2026年2月からの控訴審では一転して受託収賄を認め、弁護側は執行猶予を求めていました。

3月12日の判決で高松高裁の冨田敦史裁判長は原判決に誤りはないとしました。その一方で「一審の判決後、被告人が賄賂を業者に返金したこと、懲戒免職処分を受け入れる意思を示したことを考慮すれば原判決の量刑が重すぎる」と指摘。

高知地裁の実刑判決を破棄し、懲役2年6カ月・執行猶予5年の判決を言い渡しました。森岡被告の弁護人は「執行猶予が認められほっとしている。上告は本人の判断に委ねる」とコメントしています。

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