【高知】小4男児プール死亡事故で元教師(27)「制裁を受けます」検察が禁錮1年6カ月求刑
2026年2月25日(水) PM7時48分
高知市で2024年、水泳の授業中に小学4年生の男の子が亡くなった事故で業務上過失致死の罪に問われている27歳の元教師に検察は禁錮1年6カ月を求刑しました。
高知市の長浜小学校4年生だった松本凰汰さんが2024年7月、南海中学校で行われたプールの授業中に溺れて亡くなりました。
2月25日、当時4年生の担任だった栗林未鈴 被告(27)の2回目の裁判が開かれました。栗林被告はプール全体を監視し事故を防ぐ注意義務を怠り、凰汰さんを死亡させた業務上過失致死の罪に問われています。
裁判の冒頭、被害者参加制度で凰汰さんの両親と姉の3人が意見陳述しました。
母親:
「誕生日やクリスマスなど、イベントの度に凰汰がいない事実を突きつけられる。大人の間違った判断と行動で凰汰を奪ったことを忘れないでください」
父親:
「被告人に厳しい処罰を切に願います」
姉:
「きょうだいの心に深い傷を負った。ふとした瞬間に涙がとまらなくなる」
検察は「被告はいつ事故が発生してもおかしくないと予見していたのに全く無頓着で注意義務を怠った。この事故は起きるべくして起きた」として禁錮1年6カ月を求刑しました。
一方、弁護側は「中学校でのプール授業の実施は教育委員会や校長が決定した。被告は従うしかない立場だった。被告の過失の程度は大きいとは言えない」として執行猶予付きの判決を求めました。
また、栗林被告は最後に「どれだけ反省をしても大切な命を奪ったことに変わりはありません。この裁判で話したことは事実で制裁を受けます」と述べました。
裁判は結審し、判決は3月25日に言い渡されます。










