「髪をそる時も母を思った」23歳で子宮頸がんを経験した女性、講演で語った“生きる力”とは
2026年1月21日(水) PM7時07分
20代でがんを経験した女性が高校生たちに自らの体験を語りました。高知市の土佐塾中・高校で開かれた「いのちの授業」は高知県総合保健協会が主催しました。
滋賀県に住む阿南里恵さんは23歳の時、子宮頸がんになり抗がん剤治療を受けました。髪の毛が抜け、人目がつかない美容院を探して髪をそってもらったと言います。
阿南里恵さん:
「毎日(母は)泣いていた。なんでうちの子がって。そのお母さんがまた坊主の頭を見たら泣くやろなあと思ったら、なんて言ってあげたらいいんやろうとずっと悩みながら髪をそってもらっていた」
阿南さんはその後も足がむくむ後遺症に悩みます。
阿南里恵さん:
「確かにがん治療によって命は助かったんです。子どもが産めないということで長い間、恋愛、結婚、出産に大きく悩むことになった」
一方で、阿南さんは自身の経験を講演会などで話すことに生きがいを見つけます。
阿南里恵さん:
「『今までの人生がいかに貴重だったか、はかないのか、よく分かった。ありがとう』と、このありがとうという言葉が私の生きる力になった」
講師で医師の東京大学医学部付属病院の中川恵一さんは、子宮頸がん予防のために「ワクチンの接種と定期的な検診を」と話していました。










